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ビスマルク(1943)【Bismarck(1943)】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ビス1943.jpg) 必要レベル 82 / DP 24600 / Cost イベント配布艦 前部Rマウント426*2 後部Rマウント426*2 Tマウント 88*6 航空機搭載容積180 乗員 5+7名
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1943年4月 公式シナリオ なし 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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1943年1月 公式シナリオ 293 Tigers Counterattack 241 The British Are Here 415 Novomarkovka 416 Kulikovka Sanatorium 387 The Gifu Position 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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1943年3月 公式シナリオ 086 7SS Operation Weiss 111 Flandern at Krasny Bor I 112 Flandern at Krasny Bor II 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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1943 ミッドウェイ海戦 機種:AC, FC, SS, PS, PS2, PSP, PSN, XBLA, NS, PS4, Win 作曲・効果音(AC):山鹿久美 開発・発売元:カプコン 発売年:1987年6月上旬 概要 1987年にカプコンが発売した、アーケード向けの縦スクロールシューティングゲーム。 『1942』に続く19シリーズの第2作目で、マイナーチェンジ版に『1943改 ミッドウェイ海戦』がある。 史実のミッドウェイ海戦は1942年だが、前作のタイトルが『1942』の為『1943』になったと思われる。 前作よりあらゆる面で進化しており、現在でも評価の高いゲームである。 音楽も前作より曲数も大幅に増えており、音色の質も格段に上昇している。 SS, PS移植のカプコンジェネレーション版ではアレンジバージョンを2曲収録しているが、 対空戦Aの再現度がやや残念な感じになっている。 (19シリーズ 前作:1942 マイナーチェンジ作:1943改 ミッドウェイ海戦 次作:1941 COUNTER ATTACK) 収録曲 (ゲーム進行順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 クレジット 曲名不明 (サントラ未収録) 対空戦ATAIKUSEN A ROUND 1, 2, 7, 10, 13, 16ROUND 1 の冒頭では2度再生される アーケード143位第2回アーケード142位 対艦戦ATAIKANSEN A ROUND 1 攻撃目標 利根ROUND 2 攻撃目標 加賀ROUND 7 攻撃目標 伊勢ROUND 10 攻撃目標 陸奥ROUND 13 攻撃目標 蒼龍 対空戦BTAIKUSEN B ROUND 3, 4, 8, 14 第2回アーケード210位 亜也虎AYAKO ROUND 3 攻撃目標 亜也虎ROUND 9 攻撃目標 亜也虎 対艦戦BTAIKANSEN B ROUND 4 攻撃目標 扶桑ROUND 8 攻撃目標 飛龍 対空戦CTAIKUSEN C ROUND 5, 9, 12, 15 第2回アーケード210位 対艦戦CTAIKANSEN C ROUND 5 攻撃目標 赤城ROUND 12 攻撃目標 山城ROUND 15 攻撃目標 長門ROUND 16 攻撃目標 大和 第2回アーケード271位 対空戦DTAIKUSEN D ROUND 6, 11亜也虎 撃破直後 大飛龍DAIHIRYU ROUND 6, 11 LAST亜也虎ラストAYAKO ROUND 14 攻撃目標 亜也虎 作戦成功ISAKUSEN SEIKOU I 破壊率70%以上 作戦失敗SAKUSEN SHIPPAI 破壊率70%未満 作戦成功IISAKUSEN SEIKOU II 作戦失敗後、再度攻撃で作戦成功 ROUND CLEAR ! ROUND SCORE 集計(ROUND 16 除く)曲名不明 (サントラ未収録) アメリカ国歌AMERICA KOKKA 作曲:John Stafford Smith エンディング「The Star-Spangled Banner」 スタッフロール 曲名不明 (サントラ未収録) ゲームオーバー GAME OVER曲名不明 (サントラ未収録) LAST STAGE CLEARラスト・ステージ・クリア オールクリアネームエントリー カプコンジェネレーション第1集 収録曲 (仮バージョン名) 対空戦A Arrange Version 大飛龍 Arrange Version サウンドトラック カプコン・ゲーム・ミュージックVol.3 カプコンジェネレーション第1集 撃墜王の時代 アレンジバージョンを2曲収録
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1943年6月 公式シナリオ なし 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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1943年10月 公式シナリオ 294 No Room for Fear 050 Into The Valley - A Skirmish of the Marines 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) ドイツ(Germany) カナダ(Canada) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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1943年9月 公式シナリオ 141 Stug 276 on the Dniepr 000 WINSPWW2 Tutorial 165 The Axis Breaks 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) ドイツ(Germany) カナダ(Canada) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
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1943改 ミッドウェイ海戦 1943改 機種:AC, PCE, SS, PS, PS2, PSP, PS3, 360, NS, PS4, Xbox1, PC 作曲者・効果音(AC):山鹿久美 作曲者(AC) (*1):民谷淳子 、松前真奈美 、河本圭代 、藤田晴美 、殿村裕誠 、立石孝 ミュージック(PCE):松下寿志、森島大祐 開発・発売元:カプコン(AC)、ナグザット(PCE) 発売日:1988年6月上旬(AC)、1991年3月22日(PCE)、2022年7月22日(NS, PS4, Xbox1, PC) 概要 『1943 ミッドウェイ海戦』のマイナーチェンジ版。全体的に難易度が引き下げられている。 音楽は今までの曲のアレンジに加えて新しい曲も収録されていおり、原作よりも洒落た感じの曲が多い。 サウンドで参加した藤田晴美氏によれば、全曲出来上がっていたものがあったが、プロデューサーが全ボツにしたという。 これによりスケジュールが間に合わなくなったため、サウンドのメンバー全員により作り直されたとのこと。(*2) ちなみに本作の元の担当は藤田氏ではなく、このあとしばらくしてカプコンを辞めた人物。少しの間しかカプコンに在籍していなかったという。(*3) PCエンジン版は8面からアーケード版とは別ステージが展開し、それに伴いオリジナル曲が追加されている。 (原作:1943 ミッドウェイ海戦 19シリーズ次作:1941 COUNTER ATTACK) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 クレジット 曲名不明 (サントラ未収録)『1943』から流用 対空戦BGM A 作曲:民谷淳子 ROUND 1, 5, 10(PCE) ステージ1 対艦戦BGM A 作曲:松前真奈美 ROUND 1 攻撃目標 加賀ROUND 5 攻撃目標 伊勢(PCE) ステージ1 攻撃目標 キョシュウ(許攸) 対空戦BGM B 作曲:河本圭代 ROUND 2, 8(PCE) ステージ2, 5 第2回マイナーレトロ159位(PCE) 亜也虎 ROUND 2 攻撃目標 亜也虎(PCE) ステージ2 攻撃目標 アヤコ(亜也虎)サントラ未収録『1943』からのアレンジ 対艦戦BGM B 作曲:藤田晴美 未使用曲(PCE) ステージ4 攻撃目標 チョウコウ(張郃) 対空戦BGM C 作曲:藤田晴美 ROUND 3, 6, 7, 9(PCE) タイトル、ステージ3, 6 対艦戦BGM C 作曲:河本圭代 ROUND 3 攻撃目標 赤城ROUND 7 攻撃目標 山城ROUND 9 攻撃目標 長門(PCE) ステージ6 攻撃目標 リョフ(呂布) 対空戦BGM D ROUND 4亜也虎 撃破直後(PCE) ステージ4, 7サントラ未収録『1943』からのアレンジ 大飛龍 ROUND 4 攻撃目標 大飛龍(PCE) ステージ5 攻撃目標 アヤコIII(亜也虎)サントラ未収録『1943』からのアレンジ LAST亜也虎 ROUND 6 攻撃目標 亜也虎(PCE) ステージ3 攻撃目標 ガンリョウ(顔良)サントラ未収録『1943』からのアレンジ FINAL亜也虎 ROUND 8 攻撃目標 亜也虎(PCE) ステージ9 攻撃目標 亜也虎改曲名不明 (サントラ未収録) 大和のテーマ 作曲:立石孝 ROUND 10 攻撃目標 大和(PCE) ステージ7 攻撃目標 トウタク(董卓) 作戦失敗 残念 作戦失敗!(破壊率70%未満)曲名不明 (サントラ未収録) 1次攻撃成功 作曲:殿村裕誠 作戦成功 (破壊率70%以上) 2次攻撃成功 作戦失敗後、再度攻撃で作戦成功曲名不明 (サントラ未収録) ROUND CLEAR ! ROUND SCORE 集計(ROUND 10 除く)(PCE) ステージ開始曲名不明 (サントラ未収録)『1943』からのアレンジ アメリカ国歌 作曲:John Stafford Smith エンディングサントラ未収録「The Star-Spangled Banner」『1943』からのアレンジ スタッフロール 曲名不明 (サントラ未収録)(PCE) 未使用曲『1943』からのアレンジ ゲームオーバー GAME OVER曲名不明 (サントラ未収録)『1943』からのアレンジ LAST STAGE CLEAR オールクリアネームエントリー(PCE) 未使用曲サントラ未収録『1943』からのアレンジ PCエンジン版追加曲 (仮曲名) ステージ8開始デモ ステージ8 対空戦 ステージ8 水上戦 ステージ8 攻撃目標 水上要塞 ステージ9 対空戦 ステージ10 対地戦 ステージ10 戦闘列車 ステージ10 攻撃目標 戦闘列車 ステージ11 対空戦 ステージ11 対地戦A ステージ11 対地戦B ステージ11 攻撃目標 トウタク改(董卓改) スタッフロール カプコンジェネレーション第1集 収録曲 (仮バージョン名) 対空戦BGM C Arrange Version 対艦戦BGM B Arrange Version サウンドトラック 大魔界村 -G.S.M.CAPCOM 1- カプコンジェネレーション第1集 撃墜王の時代 (セガサターン版) アレンジバージョンを2曲収録 カプコンジェネレーション第1集 撃墜王の時代 (プレイステーション版) アレンジバージョンを2曲収録
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1943 【いちきゅうよんさん】 ジャンル シューティング 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1M+64KROMカートリッジ 発売元 カプコン 発売日 1988年6月20日 定価 5,300円(税別) プレイ人数 1人 判定 なし ポイント 自機のカスタマイズ、中断パスワードなどの思い切ったアレンジ実在した艦船から三国志の武将の名を冠した艦船へ変更一部、1943改の要素を輸入 カプコン19シリーズ 概要 変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 アーケード『1943 ミッドウェイ海戦』(以下原作)のファミコン移植版。 移植にあたって大胆なアレンジが施されており、『1943改 ミッドウェイ海戦』とは異なる調整が施された作品である。 変更点 2人同時プレイが廃止され、シングルプレイ専用になった。タイトル画面にもその旨が書かれている。 原作は大日本帝国海軍が敵だったが、架空の国となっており、それに伴い、敵艦の名前が三国志の武将(主に董卓軍)の名前に変更されている。 大飛龍編隊の名前が「ガンリョウ」と「ブンシュウ」だったり、長門級にあたる戦艦「カユウ」と「リョフ」が同型艦だったり、空母に「リジュ」、「カク」といった軍師の名前が付けられていたりと、敵艦にも一定の命名規則がある。 敵艦の名前は主に三国志演義の主役と言える劉備軍の敵役となっている。その割に「ロシュク」(呉の軍師である魯粛と思われる)といった、作中では劉備寄りだった人物の名が何故か入っている。 設定は「ヴァルハラ沖海戦」となり、自軍はアメリカ軍のままだが、敵軍は仮想のものとなった。 舞台の変更により、ストーリーにもアレンジが加えられ、原作よりもストーリー性が増している。原作にはなかった意表を突く展開や、印象的なエンディングが用意されている。 ステージ数が16→24に増加。原作の最終ステージに相当する16面をクリアすると…。 + ネタバレ 「トウタク」だと思っていた戦艦は実は「トウビン」であり、「トウビン」の陽動作戦にひっかかった軍は新たに現れたトウタク率いる機動艦隊を迎え撃つために出動するのだった。 唐突に三国志における董卓の弟の董旻というマイナーな人物を押し上げてくるあたり、なかなかのひねりようである。以後はそれまでのステージのいくつかの他、亜也虎I-II-IIIの三機を一度に相手をするステージを挟んで 戦艦「トウタク」との戦いになる。 自機をカスタマイズする事が出来、ポイントを使用して、RPGさながらに「攻撃力」、「防御力」、「特殊武器」、「エネルギータンク」、「特殊武器」、「武器使用時間」に割り振って自機を強化させる。 これに伴い、原作ではスコアアイテムだったトンボとタケノコを取得する事でポイントを取得し、自機を強化できるようになった。取り逃すと後半が厳しくなる為、毎ステージで見つけておきたい。 原作で隠しスコアアイテムだった「タル」や「象」などにも武器やエネルギーの回復効果が付加され、重要な存在になった。 宙返り後にエネルギー消費無しで、メガクラッシュが発動するようになった。この為、原作では影が薄かった宙返りも使用されるようになった。 一定時間、ショットボタンを押し続けることで使用武器に関わらず、レーザーが発射できるようになった。 当然、原作に比べると威力は落ちているが、武器を使い果たして弱体化した状態でも逆転を狙えるようになった。 メガクラッシュは「雷」に統一。艦隊戦で使用するとスクロールが一定時間止まり、原作の「津波」と同様の効果になる。 ゲームオーバー時に表示されるパスワードをタイトル画面で入力する事で、最後に到達したステージから同様のカスタマイズで再開できる。 シューティングゲームに中断用のパスワードが実装されているというケースは中々珍しい。 評価点 原作の空気の再現度は高め 爽快感、BGM、撃破時のデモ、巨大ボスとの戦闘等、原作のウリとなった部分は高いレベルで表現されている。 BGMは原作のテンポはそのままに重厚さを意識した良アレンジである。 追加要素 原作ではなかった、ステージによる背景の変化(夕暮れ、朝焼け)が存在する。 自機のカスタマイズにより、原作よりも戦略性が増している。特殊武器のレベルを抑える事でPowアイテムの変化の回数を少なくし、素早くエネルギータンクに変えられるようにする…といった事が可能。 タイトルデモでは戦況の解説がされる、トウタク撃沈画面では喜びの声が上がる、先述の事実が発覚した際は再出撃の依頼が来る、EDは無事帰還したパイロットが帰りを待つ者へ電話をする内容へと変更等、世界観やストーリー性の補強がなされている。全てカタカナとはいえ日本語表記なのでプレイヤーにもわかりやすい。 武器の調整が行われているが、バランスは比較的良好。 原作で使えない武器だったショットガンはパワーアップさせる事で前方に弾消し可能な通常弾を放ちつつ、敵の弾を消す弾を扇状に放つという調整がされた。弾消し能力は『1943改』のショットガンに近く、かなりの弾幕に押し勝てる為、非常に使い勝手が良い。ただし威力は高くないため、それ一辺倒で全て立ち回れるわけではない。 3WAYはボタンを押し続けることである程度、自動連射が働くようになり、攻撃をしつつレーザーの溜め撃ちが出来るという本作のアレンジにあわせた調整がされている。 ただし、通常ショットよりも攻撃力が劣る為、3WAYを取ったが為に敵が落としづらくなったという原作からは考えられなかった現象も起こる。 レーザーが標準装備となった。 それなりに特殊武器のレベルが必要となる他、出現させるまでに結構な撃ち込みが必要なため、『1943改』ほど他の武器の存在を食っていない。 チャージによるレーザーによって一度に艦船の砲台を破壊するといった本作特有の爽快感が得られるようになった。 ボス出現時の演出が秀逸 艦隊戦の最後になると、BGMがおどろおどろしい物に変化し、海面がフェードアウトしてから画面全体を使ってボスが出現する。ボスも原作に負けず劣らずのサイズで迫力があり、ハードの制約をうまく演出でカバーしたものと言える。 ボスBGMは原作に存在しなかった為、演出にメリハリがついた。 大飛龍ステージでのボス戦に入る際に、「ワレ、テキホンタイト、ソウグウセリ」という追加メッセージもある。 賛否両論点 架空の敵が相手になったため、原作や史実が好きな人には盛り上がりに欠けるシチュエーションになっている(大和→トウタクなど)。 半面「国産のゲームなのに大日本帝国海軍が敵なのは如何なものか」という指摘もあったため、この点は一概に問題点とも言い切れないか。 問題点 処理落ちがかなり激しい場面も存在する。 原作後半ステージの艦隊戦における敵の猛攻をファミコンなりに再現しているが、その為に恐ろしく処理落ちする。 ステージ関連 後半のステージになると、通常の雑魚敵ですら一撃で落とせない耐久力を持つようになり、連射機が必要になってくる。しかし当時の連射パッドは「連射ボタンと通常ボタン」の使い分けが無いパッドしかなかったため、連射パッドをつなぐと溜めレーザーを撃てなくなる弊害も起こる(*1)。 ゲームオーバー時のコンティニューはステージの最初からやり直しになる為、クリアできない場合はひたすら同じステージのリトライを繰り返す事になる。 ステージ数が増加したが、焼き直しのステージが多く、間延びした感がある。 やはり最終面にあたるステージではパスワードが表示されないため、非常に厳しい。 また、そのステージもボスラッシュ的な構成となっている為、非常に長丁場となり、ゲームオーバーになると堪える。 時間と共にエネルギーが減少していくというシステムのため、長丁場となる最終面ではボス到達時にエネルギーがかなり少なくなり(道中にエネルギー回復の隠しキャラは配置されているが、全部取得したとしてもである)、防御力を最大にしていても一撃被弾するとほぼミスとなる非常にシビアなバランスである。 カスタマイズ関連 カスタマイズによる強化はかなりの影響をおよぼすので、「エネルギータンク」や「武器使用時間」を疎かにするとあっという間に息切れする。 機体のカスタマイズを行うにはステージ中の隠しアイテムを取得する必要があるため、入門プレイヤーに対するハードルはやや高いと言える。 一度、カスタマイズするとポイントの再振り分けは出来ない為、極端な割り振りにして詰まった場合は最初からやり直す事になる。 システム上仕方ないが、ステージの途中でカスタマイズのために進行が止められる。 BGM関連 エネルギーが残り少なくなった時にBGMがピンチ時のものに固定される。1ループが短い単調な曲な為、聞き続けると滅入ってくる。 原作から一部のBGMが削除された。 他のBGMの完成度が高い為、原作の「空中戦B~艦隊戦B(扶桑や飛龍ステージのBGM)」が存在しないのが惜しまれる。 総評 原作の良作たりえた部分を可能な限り再現し、自機カスタマイズ機能や、パスワードコンティニューといった意欲的なアレンジを加え、その他調整された点も遊びやすさや爽快感についてよく考えられており、原作からの劣化部分を感じさせないような作りとなっている。 余談 空母発進時にモールス信号を思わせるSEが挿入されるが、打電としては「-・-・ --・- -・・ ・ -・-・ ・- ・--・ -・-・ --- -- -・・ -・ ・・・ -・-」となっている。 欧文符号では「CQDECAPCOMDNSK」、和文符号では「ニネホヘニイツニレヨホタラワ」となり、平文打電としては特に意味のない電文となっている。 GB『カプコンクイズ ハテナ?の大冒険』では、6つのステージの内1つが本作(AC版ではなくFC版)をモチーフとしており、ステージボスの巨大戦艦は「トウタク」の名義。 ただし、あちらの作風に合わせて大幅にデフォルメ化されている。艦体の両脇には手が生え、艦首にはいかつい顔があり、あまつさえパイプまで咥えている。 本作は当初、アーケード版同様に「ミッドウェイ海戦」として作られていた節があり、チラシも存在している。発売までに何らかの事情で変更された模様。 本作が発売されるにあたってCMが作られたが、その内容がゲーム画面の上を赤子が浮遊しまくるという謎のモノだったため、妙にシュールかつ印象に残る。 『ファミリーコンピュータMagazine』1988年15号でパスワードに「REACH」と入れると攻撃目標が「イデ」となり『井出洋介名人の実戦麻雀』の井出洋介のデカい顔と戦うというウソテクがあった。 いかにもまるわかりの合成写真、しかもやり方も上記の通りすこぶる簡単なことから正解率は91%と破格の高さだった。 + 妙にキャッチーなCM